探偵に依頼する場合のキャンセルとクーリングオフ①

こんにちは　藤波です。
今回は調査契約の解除（キャンセル）について少し触れたいと思います。

探偵事務所や興信所と調査契約を締結した後、その調査をキャンセルしたいという場合があると思います。

依頼者が調査をキャンセルする場合は、調査請負契約書や重要事項説明書に沿ってキャンセル料を支払うことになります。
もちろん（凪探偵事務所では）契約時にキャンセルについても事前説明が行われていますし、探偵事務所が解約手数料を依頼者に請求するのは違法ではありません。

キャンセルしたい依頼者の方にも事情があって調査が必要無くなったという事はあるでしょう。
ただ、探偵社側の言い分としてはこのようなものがあります。

日時を決めて調査契約をした場合、その日は別の調査依頼があっても「先約があるので」とお断りをする事も多々あります。
そうなるとその契約済の調査日を急にキャンセルされると、まるまる探偵社側に損失が出てしまいます。

中にはこの日、あの日、やっぱりこの日と状況が変わり、結局キャンセルする依頼者もいます。
なるべく依頼者の都合を聞いて対応する様にはしているのですが、事前準備や下見をした段階で急に変更を要望されるとどうしても段取りが困難な場合もあります。

特に凪探偵事務所では「定額パック」という調査プランがあり、これは10時間以上の時間設定で対象者の行動確認をするものなのですが、メリットとして依頼者側の金銭的負担が少なく、効率的な調査が出来るというところです。

ところがこのプランを運用するには依頼者とのコミュニケーションが大事で、予定が二転三転するとどうしても対応できなくなる事があります。挙句に「こっちの要望を聞いてくれない。全然調査が出来ない。キャンセル」などと言われる事もあり大変なのです。

ですから、やむなくキャンセルに関する事項を契約書に設けて対応させて頂く事もあります。

次号ではクーリングオフについて・・・

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