不倫の経済効果①
こんにちわ。藤波です。
幼い頃の初恋に、高齢者の熟年離婚。
「愛」には人それぞれ様々なかたちがあり、なかなか一言では語れないものです。
これらを経済という観点から見たとき「日本人のイマドキ恋愛・結婚事情」をあの有名なエコノミスト門倉貴史氏がまとめた記事がありましたのでここでご紹介します。
不倫の経済効果は5兆5000億円 不況になると不倫が増える人間の性

「不倫、してますか?」
連日報道される、有名人の不倫。
週刊誌の売上を支えているのは不倫ネタといっても過言ではないでしょう。
そんな不倫がもたらす経済効果は年間約5兆5000億円。日本のGDPの約1%に相当するというから驚きです。
不倫は道徳的に認められるものではない、ということが大前提ですが、かなりのお金が動いているのは紛れもない事実で、5兆円を超える経済規模になっています。
まず、不倫をしている人の年齢別構成が出ているのですが、男性の場合、40代から60代の不倫率が高く、40代で26%、50代で28.9%、60代で23.8%が現在進行形で浮気や不倫をしていると答えています。
日本人の50代くらいですと、収入はかなり上がっている。年功序列賃金は崩れてきてはいるものの、それでもある程度は経済的に余裕があり、既婚の人が多いということで、この世代の人たちが不倫にお金をいろいろ使っているわけです。
映画やテーマパークなどのデート代やプレゼント代、飲食費やホテル代などをあわせると、月2回の不倫で6万円、年額で72万円の出費となります。
これは平均値なので、かなりばらつきもあります。余裕のある人はもっとプレゼントにお金を使っていますね、車とかマンションとか。
40代から60代の既婚男性の人数に不倫率を当てはめると、500万人弱が不倫をしていて、その人たちが年間72万円使うと、3兆5000億円を超える計算になります。
ホテルやレストラン、テーマパークなどにそのお金が支払われることで、企業の収益が上がってきます。そうすると、そこで働いている従業員の給料に回って、その人たちが消費を増やしてくれる。そういった二次的な経済波及効果も計算に入れると、5兆円を超えてくるわけです。
「もちろん、これとは別に不倫調査、浮気調査といった三次的な効果も期待出来るでしょう。」
つづく